ニートからラブホ店員

ラブホ店員の日常

サブフロント

勤務7日目。

 

記事には載せていなかったけど、毎日色んなことをいっぺんに教わっていたおもち。

基本的に今日まで清掃関連のみだったのだけど、

 

 

マネージャー

「うし、そろそろフロントもやってもらうよ〜」

 

ん?

 

待ってマッチョさん、フロントもやってもらう?

 

 

聞けばおもちは清掃&フロント兼務で雇われたとのこと。

 

 

・・・そういえば面接時に軽く説明はあったな笑

確か説明では、おもちは基本清掃メインで、忙しくてメインのフロントさんが客から受けた注文を捌ききれない時に補助(調理、コスプレ等の貸出を客部屋まで持っていく)するって言ってたはず。

電話対応は基本しないとも言われていたなぁ

 

 

と、面接時のことを一人回想していると、

 

マネージャー

「電話対応もよろしく♪」

 

自然な感じで頼まれた。

 

 

 

まぁなんとなく予想はしていたけど、面接時の説明通りにはいかないよな〜笑

 

心の中で苦笑していると、マネージャーから一台のPHSを手渡された。

 

結局フロントの仕事もガッツリやることに\(^o^)/

顔を合わせないことを考えると、頻繁に顔を合わせて客とコミュニケーションを取らざるを得なかった前職に比べれば楽そうだったので、そこまで気にはならなかったおもち。

 

そしてマネージャーからフロント補助の説明を受ける

内容はというと、

 

【電話対応】

・内線(客部屋、ロビー、ウェイティングルーム)

・外線(業者、管理会社、予約)

【オーダー対応】

・料理(調理&運搬)

・貸出、そのた注文品を客部屋まで運搬

【その他】

・車のナンバー書き

・料理の下ごしらえ

 

ざっくりこんな感じ。

忙し時、もしくは清掃部屋が無くて余裕がある時に手伝う感じらしい。

 

地味にやることが多いけど頑張りますか!

 

意気込んだものの、最初の休憩までは取り敢えず清掃作業。

いつ鳴るかわからない電話に少し意識が行きつつも、結局一回も鳴らずに休憩。

 

控室にいくと、マッチョマネージャーから追加で説明。

 

 

内容は電話についての事で、このホテルにある電話は全部で5つらしい。

固定電話はフロント、控室に1台ずつの計2台

PHSはメインフロント1人、サブフロント2人の合計3台

 

ちなみにPHSに関しては、サブフロント用の着信がメインフロント用よりも5秒くらい遅いらしい。

 

理由としては、基本電話はメインフロントが対応し、サブフロントの人間はメインフロントの人間がすぐに対応出来ない場合に出れば良いので、着信するタイミングをわざとずらしているそうな。

 

なるほどね( ・ิϖ・ิ)

日勤の作業スタートから休憩までおもちの電話が一切鳴らなかったのは、5秒以内にメインフロントかマネージャーが電話に出ていたからだったのね( ・ิϖ・ิ)

 

 

そんな感じで説明を受けていたら早速着信。

 

ピロピロピロピロ〜

 

結構うるさい着信音が鳴り、PHSのディスプレイに部屋番号が表示される。

休憩中の日勤メンバー全員が見守る中、少しドキドキしながら通話ボタンを押すと

 

 

「イケナイ女教師下さい。」

 

野太い声で注文が入る

 

 

???

(^o^)

 

 

とりあえず

「イケナイ女教師ですね?」

と復唱するおもち。

 

するとそれを聞いていた日勤メンバー達が口をそろえて小声で

 

「コスプレ!コスプレ!」

 

と教えてくれたので、

 

「かしこまりました〜」

 

と返答し通話を切ったおもち

 

 

 

 

コスプレセットの名前だったのねw

 

 

 

 

聞けば基本全てのコスプレに番号が振ってあり、殆どの客は番号で注文してくるのだけど、たまにタイトルで注文してく客もいるとのこと。客部屋のテレビで直接注文してもらえば、伝票が控室に出てきて電話対応なしで対応出来るしから楽だそうな。

 

 

コスプレは軽く50種類以上あるので、タイトルをすべて覚えるのは時間かかりそう笑

 

 

コスプレの棚から頼まれたセットを取り出し、客部屋まで持っていく。

 

 

ウチのホテルは客から注文があった場合、注文品を運搬用のワゴンの上において客部屋前まで運び、玄関前のチャイムを鳴らして客が扉を開ける前に急いでその場から離脱するスタイル。

 

 

ピンポーン

 

 

よし、離れるぞ!(`・ω・´)

 

と思ったら即扉が開き、半裸のメタボおじさまと目があったおもち。

 

 

咄嗟に会釈をするも、おじさまに物凄く嫌そうな顔をされた笑

 

 

・・・扉開けるの早すぎだって笑

 

 

確かこの客はデリを呼んでいたから、なるべく無駄な時間をなくしたくて焦っていたのだろう(^o^)

 

そう自分に言い聞かせながら控室に戻り、先程起こった出来事を皆に話すと

盛大に笑われたw

 

 

で、休憩後は電話対応を覚えてもらうために清掃作業はせずフロントの手伝いをすることに。

 

昼前から電話が鳴りまくる

 

・ウェルカムドリンク

・料理

・貸出

・ポイント精算

・料金などの質問系

・業者からの外線

・ウチがオートロックじゃないのを知らないデリ嬢からの入室報告

 

などなど

 

ほとんど内線で、電話が来るたびメインフロントの人に質問し対応する感じ。

クレームの電話が一切無かったのが救い( ・ิϖ・ิ)

 

 

いや〜

 

 

純粋な注文は勿論、質問系がとにかく困る。

おもちの頭の中にウチのホテルに関する情報が入ってなさすぎて対応出来ない笑

 

早急に勉強しておかなくては(^q^)

 

 

他にも色々気付いた点があったけど、長文になるので今回はここまで。

 

 

ここからが本番っぽいな〜( ・ิϖ・ิ)