ニートからラブホ店員

ラブホ店員の日常

初出勤。冷水と血液

面接日からあっという間に初出勤日に。

 

早めに出勤したら控室にはマネージャーが1人。

40前後、身長は低めのがっちり筋肉質。

改めて顔をまじまじ見てみるとゴリラにそっくり。

 

そんなマネージャーと改めて挨拶を交わし今日の流れを聞いていると、上の階から深夜メンバーが降りてきた。

 

このホテルでは深夜は2人。

1人は50代半ばで白髪頭で細身の男性。

もう1人は40代後半のぽっちゃりめなこれまた男性。

 

自己紹介をしたけども、これが恐ろしいほど二人とも無愛想w

 

そうこうしているうちに日勤メンバーが2人出勤してきた。

 

1人は二十代半ばの小柄な女性でサブマネージャー

もう1人は40代半ばの細マッチョ男性。

この日はたまたま一番人が少ない日だったみたいで、日勤の清掃メンバーは俺含めて3人での作業

 

んで、今日は初日ということでベッドメイクから教わることに(^o^)

 

リネン室に入り、シーツ、包布、ピロケースの場所を教えてもらい、それらを持って掃除部屋へGO\(^o^)/

 

掃除部屋に入ると、いきなりモワッと何とも言えない生々しい匂いがした。

宿泊の部屋で約13時間客が入っていたせいかかなり匂いがこもっていた・ω・

それがベッドに近づけば近づくほど強くなっていく笑

 

照明の操作パネルに口を縛った使用済みゴムが置いてあるし・・・

 

まずは汚れたシーツ類を剥がす。

布団がほんのりと生暖かく、そして精液と愛液が混じったような強烈な匂い。紛れもなく、数分前までこのベッドの上で男女が愛し合っていた証。

 

・・・生々しい笑

 

少し興奮しながらもシーツ類を剥がし、いよいよベッドメイクへ

 

初めてのベッドメイクの感想としては

シーツを敷くのと枕をピロケースに入れるまでは簡単だったけれど、掛け布団を包布の中に入れる際に、布団を包布の隅々まで偏ることなく満遍に入れるのが少し大変だった。

 

って感じ( ・ิϖ・ิ)

 

幾つかベッドメイクをしているうちに休憩時間に・ω・

 

するとフロントに客から電話が入る

 

「シャワー浴びてたらいきなり冷水になって、お湯が出なくなった」

 

 

クレームだった。

 

その客に謝罪し部屋替えをしてもらい、問題の部屋に急行し現状確認。するとやっぱりお湯は出ない。 マネージャーたちが給湯器をマニュアル通りに操作してもやっぱりお湯が出ない。

 

触ったけど冷たい冷たいw

そら怒るわなw

 

結局その部屋は給湯器が修理されるまで売り止めに\(^o^)/

 

聞けば他にも何台か調子が悪い給湯器があるらしく、なんだか冬を越せるのか心配になってきた(;^o^)

 

トラブルもあったけどなんだかんだでお昼休憩

 

日勤メンバーからの質問攻めに対応しつつ休憩明け

 

二部屋目の清掃に入った時だった。

ベッドが血だらけ。

昔見た【さよなら歌舞伎町】のワンシーンそのものだった笑

 

もう半端なく生臭くて、昼に食べたラーメンが出そうになるくらい吐き気がした。

 

なんとか汚れたシーツ類を剥がし、ベッドマットの上に敷いてあるゴムシーツに付着した血液を、アルコールを染み込ませたタオルで丁寧に拭き取っていく。

よく見たら備え付けの電マにも血がついていた

 

使ってんなよーーーーーー( ・ิϖ・ิ)( ・ิϖ・ิ)( ・ิϖ・ิ)( ・ิϖ・ิ)

 

全部綺麗に拭き取りましたけど笑

 

この部屋の汚れが今日一番汚れていた部屋だった。

 

あっという間に18時になり終了。

 

初日だったけど色んな意味で濃い体験ができ、楽しかった。

 

記事書く集中力が切れたんでこの辺で。

 

明日は血液地獄になりませんように。